イカ様はタコなぐり
categories
archives
entries
recent comment
sponsor
<< 休止 | main | ドリームクラブ >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

at , -, -, -

官能小説『露出疾走』(走れエロス)

私は今、全裸で走っている。
妹の結婚式に出席するために、友達を人質に取られているから急いで帰るのだ。
なぜ全裸なのかというと、結婚式で裸踊りを披露して、寝坊してしまったので着の身着のまま(着てないけど)飛び出してきたからだ。

「お姉ちゃん、やめてよ、恥ずかしい!」

私の痴態に赤面する妹に、どうせ処刑されるから関係ないとは言えなかった。
それにしても酔っていたとはいえ、裸踊りとは。
ああ、親類縁者友人の視線が、とても心地よかった。
ああ、嫉妬羨望侮蔑の視線を思い出すと、今でも興奮してくる。

だ、ダメだ、一人妄想にふけっている場合じゃない、日暮れまでに帰らなければ、私の大切な親友が処刑されてしまう。
きっと不安だろう、早く戻らなければ!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「あぁん、磔にされて、裸をみんなに見られてるぅ!」

「なんだよこの変態、早く処刑してぇ」

「ああ、王様に裸を見られてイクぅ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「へっへっへ、待ちな、姉ちゃん!」

「ひっ!」

裸でひた走る私の前に、薄汚い身なりの男たちが現れて道をふさいだ。
恐らく、王が雇った野盗の一味だろう。
そして、彼らの眼球が嘗め回すように私の肢体を這い回る。
ああ、私は男達の欲望の捌け口にされ、白濁で汚され、豚のように殺されるのだ。

「お、おかしら、何でこの女、裸なんですか」

「盗るもんないじゃないですか、なんかブツブツ言ってるし頭おかしいんじゃ」

「うわっ、小便もらしやがった!」

私はあまりの恐怖に、失禁しながら命乞いをした。
親友を助けるためにこんなところで死ぬわけにはいかない。
どんなに無様に見えようとも、生きるために恥を忍ぶ。
だが屈辱とは裏腹に、下腹部に熱がこもるのも感じていた。

「お、お願いしまふゅ、命だけは、た、たしゅけて……」

「あ、ああ、うん、あの、お大事に」

私の誠意のこもった必死の命乞いが功を奏したのか、盗賊たちが引き上げていく。
安堵のせいか、またチョロチョロと失禁してしまう。
肉体の火照りはなかなか引かないが、立ち上がって再び走り始める。
男性に放尿姿を見られる屈辱も、友人を思えば耐えられたのだ。
早く、早く戻らなければ!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「あぁあ、おしっこ、おしっこ漏れるの見られてるぅ!」

「いや、トイレ位は連れていきますけど」

「ああ、王様におしっこぉ、おしっこ垂らすの見られてイクぅ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


町に着いた、もう時間がない。
必死に走ったが、肉体の疼きに耐えかねて、五回も自慰をしてしまったからだ。
町の人たちがこちらを見ている。きっと戻ってくるとは思わなかったのだろう。
だが、それでこそ王に友情を示せるというものだ。

「うわっ、素っ裸の女が走ってったぞ」

「あれだよ、王様にヌーディストビーチを作れって迫った」

「ああ、あの痴女のお仲間か」

もう間に合わないかもしれない。
それでも構わなかった。
私はすでに友のためではなく、目の前が光に包まれるような快感、そのために走っていた。
広場では、まさに友が処刑される寸前だった。

「もういいよ、殺しちゃおうよ、この変態女」

「ひいぃ、死ぬ、死ぬとこ王様に見られてイクぅ!」

「どんだけレベルの高い変態なんだよ」

「待ちなさい、私は戻ってきたわよ!」

「うわ、本当に帰ってきたよ」

「ほら、私はここよ、見て、見なさい、私の裸を見てぇ!」

「……あの、もう処刑とかしないんで、服を着てもらえます?」

「裸になって何が悪い!」

私はひどく赤面した。





紅男「というわけで、露出小説第四弾でした!」
藍栖「副題通り、走れメロスの女体化&コメディ化です♪」
蒼太「今までで一番頭の悪い話だな」
紅男「ていうか時事ネタ、草なぎ剛さん半端ねぇ!」
蒼太「太宰とSMAPに土下座しろ」
藍栖「男性陣が意外と紳士♪」
その他の官能小説
第一弾
第二弾
第三弾

at 00:00, 長文2, comments(0), trackbacks(0)

スポンサーサイト

at 00:00, -, -, -

comment









trackback
url:トラックバック機能は終了しました。

| /PAGES |

Page top